リオ金の大野将平が本格復帰「自分の柔道貫く」再び“チャンピオンロード”へ 

 リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級金メダルの大野将平(26)=旭化成=が16日、奈良県天理市の天理大で練習を公開。世界選手権(9月、バクー)代表選考会を兼ねた4月の全日本選抜体重別選手権(福岡)に向けて「久しぶりの国内大会なので自分の柔道を貫きたい」と意気込んだ。

 五輪後は天理大大学院での学業を優先していたが、1月に修士論文を提出。競技に本格復帰する。2月の国際大会で優勝するなど強さは相変わらずだが「まだ(力は)1割くらい。次の五輪に向けて何をすればいいか分かっている。練習の質も量も上げていきたい」と青写真を描いた。

 今年からウエアブランド「チャンピオン」と契約した。日本代表はミズノと契約しているが、全日本柔道連盟が個人として特例的に認めたもので「名前も使いやすい」と大野。装いも新たに“チャンピオンロード”を再び歩き出す。

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