貴乃花親方14日出勤も 無断欠勤一転「全休するなど申しておりません」

 「大相撲春場所・3日目」(13日、エディオンアリーナ大阪)

 初日から会場に姿を見せない貴乃花親方(45)=元横綱=に対し、日本相撲協会側が欠勤を認めず出勤を命じていたことが13日、分かった。同親方は前日、3場所ぶりに復帰した弟子の十両貴ノ岩が、主治医と連絡を取るため会場に滞在できないとの旨をFAXで協会に連絡。同日夜には部屋のホームページを更新して正当性を訴えていた。

 この日、春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は同親方に返答したことを認めた。「内容は言えない」としたが、関係者によれば正当な理由には当たらず、出勤しなければ無断欠勤になることなどを通告したという。役員待遇委員である同親方は本場所中、役員室に出勤する義務がある。

 3日連続で欠勤の同親方は京都府宇治市の部屋で朝稽古後、意図を説明。貴ノ岩の状態には不安があり、「まだ目が離せない。何連勝、勝ち越しとなっても本人の体調に何かあればすぐに休場させます。人道的に関わってくる」と主張した。

 この日夜になって再びホームページを更新。「日本相撲協会に提出した文書に『場所中、役員室に常時滞在することは極めて難しく』と記載したのであって、全休するなど申しておりません」とし、「明日以降、貴ノ岩の状況を見極めながら、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)において、対応させていただく予定でございます」と4日目以降、出勤する意向を示した。

 元日馬富士の事件に関する協会の対応を巡り内閣府に告発状を提出するなど、全面対決姿勢の“貴の乱”。出勤なら役員室で八角理事長(元横綱北勝海)ら協会執行部と顔を合わせることになる。

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