瀬古利彦氏、新ヒロイン候補続出にニンマリ「どれぐらい伸びるか分からない」

 「名古屋ウィメンズマラソン」(11日、ナゴヤドーム発着)

 東京五輪選考レースである「グランドチャンピオンシップ(GC)」出場権を懸けて行われ、リオ五輪1万メートル女子代表でマラソン初挑戦の関根花観(22)=日本郵政=が初マラソン日本歴代4位となる2時間23分7秒で日本人トップの3位に入り、設定記録を破ってGC出場権を獲得した。

 1月の大阪国際で初マラソン日本歴代3位の2時間22分44秒をマークした松田瑞生(ダイハツ)に続いて、20年東京五輪に向けてのニューヒロイン候補が誕生。瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「若手の伸び盛りで、これからどれぐらい伸びるか分からない2人が勝ち残ってくれた。リーダーとしてうれしい」と、にんまり。

 ただ、今季の主要選考会を終えて、女子のGC獲得者は6人。男子の13人と比べて寂しい結果となり「正直、あと2~3人は欲しかった。でもそう甘くはないわね」とも話した。

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