柔道60キロ級王者・高藤直寿、全日本挑戦に意欲「夢の舞台」

 リオデジャネイロ五輪柔道男子60キロ級銅メダリストで17年世界選手権王者の高藤直寿(24)=パーク24=が22日、単独での欧州武者修行に成田空港から出発した。

 3月のプラハ大会では1階級上の66キロ級に出場するため、国内では100キロ超級の選手とも練習を積んできた。「今まで以上に大きい相手と練習してきたので、どれだけ通用するか。勝ちにはいくけど、真っ向勝負をしても通じるのか試したい」と、世界屈指の投げる技術を海外のパワーファイターにぶつける考えを示した。

 前年の世界王者として、体重無差別で日本一を決める全日本選手権(4月29日、日本武道館)への出場資格も得ている。最軽量級の高藤は「全日本は夢の舞台ですし、自分自身は出たいという気持ちがある」と“挑戦権”行使にも意欲。一方で、9月には世界選手権(バクー)を控えているだけに「1人では決められないので、監督やコーチと相談して決めたい」と熟考する姿勢を示した。

 昨年の全日本選手権では、リオ五輪73キロ級金メダリストの大野将平(旭化成)が挑戦し、初戦の2回戦で敗退している。

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