ラグビートップリーグ 選手移籍に関する規約改正
日本ラグビー協会は19日、都内でトップリーグの選手移籍に関する規約改正について説明会を行った。従来は各チーム間の紳士協定として移籍の際の事前交渉を禁止していたが、昨年6月に2件の違反が判明。該当選手が前所属チームから移籍承諾書を発行されず、公式戦に1年間出場できていないことが問題視されていた。
同協会ではこれまでの紳士協定だった移籍に関する事前交渉の禁止を新たに規約として明文化。シーズン終了日2カ月前まで他チームとの接触を禁止。終了日2カ月前以降は他チームとの接触には所属チームの承認を必要とする-などを決めた。
さらに違反があった際の罰則も、チームに対しては最大勝ち点5の剥奪、選手に対しては最大で公式戦50%+1試合の出場停止が課される。新規約は18年シーズンから適用される。


