炎鵬 最速新十両 所要6場所! 167センチ、92キロの小兵「信じられない」

 新十両昇進を決め、ポーズをとる炎鵬
2枚

 日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、貴公俊(たかよしとし、20)=貴乃花=らの新十両昇進を決めた。

 167センチ、92キロの小兵、炎鵬(23)=宮城野=が、昨年春場所で初土俵を踏んでから所要6場所で新十両に昇進した。年6場所制となった1958年以降、前相撲からのデビューでは高鉄山、土佐豊、常幸龍と並んで最速(幕下付け出しは除く)。都内の部屋で会見し「信じられない」と興奮。場所中はなかったちょんまげ姿に「恥ずかしい」と照れた。

 横綱白鵬にスカウトされ、昨年入門した。横綱の“内弟子”として山口、石浦に続く3人目の関取となり「上に行けるように。関脇になりたい」と、目を輝かせた。

 100キロ未満の新十両は01年初場所、99キロの小緑以来になる。92キロは91年春場所、新十両昇進時の舞の海と同じ。兄弟子の石浦、宇良(木瀬)を意識し「個性を出しておもしろい相撲を取りたい。理想は石浦関と宇良関を混ぜた相撲」と力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス