白鵬が休場 左足親指を痛めたか 2場所ぶり7度目

 「大相撲初場所・5日目」(18日、両国国技館)

 横綱白鵬(32)=宮城野=が18日、日本相撲協会に休場を届け出て、5日目から途中休場した。2場所ぶり7度目、横綱昇進後は5度目の休場。4日目の嘉風(尾車)に敗れた際、06年に剥離骨折した左足親指を痛めた様子。今場所初日には同じく古傷の右足親指を負傷していた。

 元日馬富士(33)の暴行事件の起きた酒席に同席していたことから1月は給料全額不支給、2月は給料50パーセントカットなどの処分を受けた。先場所40度目の優勝を果たしたが、土俵下で物言いを付ける行為などが横綱審議委員会(横審)から非難を浴びた。かち上げ、張りを多用する取り口も酷評された。

 立ち合いを改善し、初日から悪癖の封印に取り組んでいたが、この上ない逆風の中、心身とも苦しい場所となっていた。

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