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前代未聞のドーピングスキャンダル　ＪＯＣ竹田会長「遺憾。選手教育の徹底をお願い」

２０１０年11月、広州アジア大会に出場した鈴木康大選手（共同）
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　昨年９月の日本カヌースプリント選手権でライバル選手のドリンクボトルに禁止成分を含むステロイドを混入させ、飲ませた鈴木康大（３２）が日本アンチ・ドーピング機構（ＪＡＤＡ）から８年間の資格停止処分を下された問題で９日、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長がコメントを発表した。

　「スポーツマンシップに反することであり遺憾である。日本カヌー連盟に対しては選手教育の徹底をお願いしたい。ＪＯＣとしても引き続き、クリーンなアスリートが活躍できる環境整備に関係機関と共に取り組んでいきたい」。

　ロシアの組織的なドーピングにより、スポーツ界が揺れる中、日本でも前代未聞のドーピングスキャンダルが巻き起こった。

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