稀勢はボロボロ…故障から再起目指すも、悲壮感にじませ「内容良くない」
横綱審議委員会(横審)による稽古総見が5日、両国国技館で行われ、4場所連続休場中の横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=は2勝6敗と不安いっぱいの内容だった。
左上腕部、腰、左足首の故障から再起を目指す稀勢の里は大関豪栄道(境川)、鶴竜を相手に2勝6敗と不安を露呈。年末から日々、30番を超える稽古を重ね、追い込んできたが現実は厳しかった。
豪栄道には左腕を振られ、小手投げでバッタリ。次も立ち合いで踏み込まれると一気に寄り切られ「あー」とうめいた。鶴竜には左腕を封じられ防戦一方で3連敗。「内容は良くないんじゃないの。感覚が戻ってくればいい。しっかり稽古して調子を上げたい。また一から修正して」と悲壮感をにじませた。
横審の北村委員長は「力がまだ戻ってない」と心配。「15日間続けられないなら出ない方がいい」と休場を勧告し、「(猶予は)ある」と初場所を全休しても即進退には直結しない考えを示した。





