稀勢の里、弟弟子高安相手に猛稽古で締めた 来年は「ひと皮むけた社会人になる」

 大相撲の横綱稀勢の里(田子ノ浦)が29日、都内の部屋で弟弟子の大関高安を相手に今年最後の稽古を行った。連日の30番で26勝4敗と圧倒。最後は胸を借り、ぶつかり稽古で泥まみれ。「また思い出して」と、初心に帰る猛稽古で一年を締めた。

 初場所で初優勝と横綱昇進。春場所は逆転優勝したが、左上腕部などを負傷した。先場所も腰部、左足首を痛めて途中休場し、4場所連続休場と進退崖っぷちに追い込まれた。

 「いい勉強、いい修行。ケガして良かったと思えるように」と、再起への糧にすると誓った。来年の目標は「人間的にも成長。一皮むけた社会人になる」と、角界を揺るがす暴力問題を意識した。

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