ノルディックスキーのジャンプ男子で、年末年始にワールドカップ(W杯)を兼ねて行われる伝統のジャンプ週間に出場する選手が27日、羽田空港から欧州へ出発した。今季、個人戦では10位が最高で、予選落ちの屈辱も味わうなど苦戦している45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は「好きなジャンプ週間で(調子を)戻したい」と話した。
W杯開幕戦で初優勝し、好調が続く小林潤志郎(雪印メグミルク)は「ジャンプ週間の雰囲気にのまれると思うが、トップ10に入れるように頑張りたい」と意気込んだ。
竹内択、作山憲斗(ともに北野建設)、小林陵侑(土屋ホーム)も出発した。