坂本、盟友三原の分まで!五輪落選の親友からの激励に感激「笑顔で滑れるように」

 「フィギュアスケート・メダリスト・オン・アイス」(25日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 フィギュアスケートの平昌五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権の激闘から一夜明けた25日、日本代表に選ばれた選手たちが都内で取材に応じた。

 女子代表の坂本花織(17)=シスメックス=は、代表入りを逃した同門の三原舞依(18)から激励を受けたことを明かした。「舞依ちゃんが『おめでとう』と言ってくれた。『一緒に練習してきた仲間が一緒に五輪に出られてうれしい』と言ってくれてすごくうれしかった。ありがとうしか(言葉は)なかった」と感謝した。

 中野園子コーチの下で子供の頃からしのぎを削ってきた三原とは休日も一緒に過ごすほど仲がいい。三原は若年性特発性関節炎、坂本は右すね疲労骨折という苦難を乗り越え、ともに五輪を目指してきた。「できれば舞依ちゃんと行きたかった」と願った大舞台だった。

 フリー曲「アメリ」では人形が人になっていく変化を表現する。「最後は幸せいっぱいで終われるように。笑顔で滑れるように」と坂本。最高の“カオリン・スマイル”を心の友に届けてみせる。

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