貴ノ岩の今、「快方」も「体力は落ちている」 番付救済措置も

 元横綱日馬富士の暴行で被害を受けた貴ノ岩が19日に、日本相撲協会の危機管理委員会による事情聴取を受けた。暴行が発覚してから師匠の貴乃花親方(元横綱)が協会による聴取を拒否し続けていたが、日馬富士が書類送検され、担当検事から聴取を受けても影響がないと言われたため、貴乃花親方が要請を受け入れた。

 面会した同委員会の高野利雄委員長は「快方に向かっていることは間違いないと思います」との印象を受けたと振り返った。ただ、本人との会話の中で、「稽古をしていませんので、体力は落ちている。体重も減っているということは言っておりました」と伝えられたと明かした。

 20日に行われた日本相撲協会の理事会では、八角理事長(元横綱北勝海)の発案で、1月場所を休場したとしても、番付は十両最下位に留め置く救済措置を取ることが承認された。これにより給金が発生する関取としての地位はひとまずは保たれることになった。ただし、診断書の提出が条件とされた。

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