富士通2年連続3度目V 大会最多63得点
「アメフット・ジャパンエックスボウル、富士通63-23IBM」(18日、東京ドーム)
富士通が63-23でIBMに圧勝し、2年連続3度目の優勝を果たした。1995年の松下電工の54得点を上回り、63得点は大会最多記録となった。最優秀選手にはWR中村輝晃クラークが選ばれた。来年1月3日の日本選手権「ライスボウル」で、全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」を制して27年ぶりに大学日本一となった日大と対戦する。
大会最多の63点を挙げて大勝した。第1Qに3TDを奪う猛攻でペースをつかんだ。キックオフリターンTDで先制。7-7と追い付かれたが、QBキャメロンが2TDパスを決め、あっという間に21-7と点差を広げた。レギュラーシーズンではパナソニックに敗れて2位。藤田ヘッドコーチは「今季はほとんどが苦しい試合」と認める。それでもしぶとく勝ち進み、5年連続で臨んだ大舞台で力を発揮した。