羽生結弦が全日本欠場「断念せざるを得なくなりました」五輪代表入りは確実

 日本スケート連盟は18日、フィギュアスケート男子ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23)=ANA=が、平昌五輪代表最終選考会となる全日本選手権(21日開幕・東京、武蔵野の森総合スポーツプラザ)を欠場すると発表した。羽生は11月のNHK杯の公式練習中に右足関節外側じん帯を損傷。完全復帰まで4~5週間との見通しを示し、全日本に向けて調整してきたが、回復が長引いていた。

 羽生は連盟を通じ「全日本に向け、治療とリハビリに取り組んでまいりましたが、断念せざるを得なくなりました。今後は一日も早く、ベストな状態で練習に専念出来るよう頑張りたいと思います」と、コメントした。

 平昌五輪代表の選考要項には、負傷などにより、全日本に出場できなかった場合の“救済条項”もあり、羽生は出場しない場合でも、代表入りは確実。ただ、全日本に出場しなかったことで、10月のロシア杯から約4カ月実戦から離れ、“ぶっつけ”での五輪出場となる可能性が高まった。

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