“新生”ロコ・ソラーレがまさかの1次L敗退 LS北見時代含め15度目出場で初の悪夢 藤沢「実力不足、練習不足でした」不動のサード、吉田知退団後初の大会で課題露呈
「カーリング・日本選手権」(10日、横浜BUNTAI)
女子1次リーグが行われ、18年平昌五輪、22年北京五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは中部電力に4-9で敗れ、3連敗、通算1勝3敗のA組最下位で1次L敗退が決まった。日本選手権での1次リーグ敗退はLS北見時代を含めて15度目の出場で初めて。
最後まで歯車がかみ合わなかった。1-1で迎えた第5エンド、不利な先攻で苦しい展開を強いられると、スキップ藤沢五月の最終投がカードに当たってしまい、相手に3点のビッグエンドを献上。第7エンドにも3失点で万事休した。第8エンドに藤沢が最終投でダブルテークアウトを決めて、2点を返して意地をみせたが、そのまま押し切られた。今大会は氷の状態の把握に苦戦。それぞれショットの精彩を欠き、数々のミラクルを演じてきた持ち前の勝負強さも影を潜めた。
試合後、藤沢は「ただ単に実力不足。練習不足でした」と唇を噛み締めた。26年ミラノ・コルティナ五輪の出場を逃した25~26年シーズンはチームとして転換期を迎えており、3月に不動のサード吉田知那美が退団。混合ダブルスを主戦とする小穴桃里を同月の世界選手権から迎え入れ、今回の日本選手権に臨んだ。「桃里ちゃんが入ってくれたことはプラスしかない」とした上で「自分たちの中ではいい準備をしてきたつもりではあったけど、大会の結果としてみると、もう少し練習したかったなと。練習不足として受け止めるしかない。私の投げも安定しなくて、感覚もずれて、自信もなくなっていたところがあった。私の責任」と受け止め、「それぞれの来季に向けて1から始められるように切り替えていきたい」と、言葉を紡いだ。
18年平昌五輪で銅メダル、22年北京五輪で銀メダルを獲得し、カーリング人気の火付け役となったロコ・ソラーレ。
しかし、初戦のGRANDIR戦こそ快勝したが、続くSC軽井沢戦は1点も取ることができず0-8で完敗。3戦目のフィロシーク青森戦も中盤以降に突き放されて5-10で敗れていた。
優勝チームは30年フランス・アルプス五輪の代表選考会で、29年に開催予定の日本代表決定戦への出場権を獲得する。ロコは今年3月に行われた世界選手権代表になっており、すでに同決定戦の出場権を獲得している。
◇ロコ・ソラーレの日本選手権成績
10-11年3位
11-12年準優勝
12-13年4位
13-14年3位
14-15年準優勝
15-16年優勝
16-17年準優勝
17-18年不参加
18-19年準優勝
19-20年優勝
20-21年準優勝
21-22年優勝
22-23年優勝
23-24年4位
24-25年3位
25-26年1次L敗退
