元横綱日馬富士書類送検へ大詰め 調整など遅れ7日以降にずれこみ

 大相撲の元横綱日馬富士(33)が平幕貴ノ岩(27)に暴行した問題で、鳥取県警の捜査は、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて傷害容疑で書類送検する方向で大詰めを迎えた。捜査関係者によると、当初は5日か6日にも書類送検する見通しだったが、事実関係の最終確認や鳥取地検との調整を進めており、7日以降にずれ込んだもようだ。

 捜査関係者によると、県警は診断書の内容などを分析し、傷は硬い角のあるもので殴打されてできたと判断。元横綱が酒を飲んだ状態で、素手だけでなく物を使った犯行態様や負傷程度、貴ノ岩の処罰感情などを考慮し、「厳重処分」の意見を選んだとみられる。

 鳥取地検は県警の意見も参考にした上、引退などによる社会的制裁などを踏まえ、起訴するかどうかの刑事処分を検討する。

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