女子ダブルス福島、広田組 涙の日本一!!タカマツペア破って初V

 「バドミントン・全日本総合選手権」(3日、駒沢体育館)

 各種目の決勝が行われ、女子ダブルスは世界選手権準優勝の福島由紀、広田彩花組(再春館製薬所)がリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)に2-0で勝ち、初優勝を飾った。同シングルスは世界ランク2位の山口茜(再春館製薬所)が大堀彩(トナミ運輸)に2-1で逆転勝ちし、3年ぶり2度目の日本一。男子シングルスは武下利一が昨年覇者の西本拳太(ともにトナミ運輸)を破って初制覇した。

 福島、広田組が日本一をつかんだ。破った相手はリオ五輪を制した高橋礼、松友組。福島が強打を放ちながらネットに詰め後ろに回った広田がスマッシュを決めた。2人の目から涙があふれた。“タカマツ”の金メダルを見て「日本人でもやれるんだ。じゃあ自分たちもと思った」と福島は話す。高いレベルでの切磋琢磨(せっさたくま)を象徴する勝利となった。

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