白鵬が初黒星「待った」と勘違い?自ら手を挙げて“物言い”も軍配通り
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「大相撲九州場所・11日目」(22日、福岡国際センター)
40回目の優勝を狙う横綱白鵬(宮城野)が関脇嘉風(尾車)に寄り切りで敗れ、初日からの連勝が10で止まり、今場所の初黒星を喫した。
立ち合い後に「待った」の取組と感じたようすの白鵬は軍配が上がった後、土俵下で右手を挙げて自ら“物言い”をつけたが、審判らは受け付けず負けが決定。再び土俵に上がって、嘉風が勝ち名乗りを受ける間も、不服な様子を見せながら、その後にようやくあきらめた表情で土俵を降りた。
前頭3枚目の北勝富士(八角)が大関豪栄道(境川)を押し出しで破り3連勝で9勝目(2敗)。前頭12枚目の隠岐の海(八角)も同12枚目の輝(高田川)を寄り切りで破り、2連勝で2敗(9勝)を守った。
11日目を終わり、幕内での全勝はなくなり、白鵬が1敗、平幕の北勝富士と隠岐の海の八角部屋勢2人が2敗で追う形となった。