安美錦は3敗目 押し相撲の大栄翔に突きで応戦も逆転かなわず
「大相撲九州場所・9日目」(20日、福岡国際センター)
昭和以降最高齢の39歳で再入幕した安美錦(伊勢ケ浜)が大栄翔(追手風)に押し出され連敗で3敗目(6勝)を喫した。押し相撲相手に突きで応戦し、土俵を動き回り、勝機を探ったが力尽きた。
「我慢して突いていこうと思った。突っ張るつもりでいた。良かったんじゃないか」と、狙い通りだったが逆転はかなわなかった。
後半戦が始まり疲労もたまるころ。「大丈夫。踏ん張りどころ?毎日そうだから。我慢して相撲を取れば勝ちにつながると思ってやるだけ」と、前を向いた。