体操の世界選手権(10月・モントリオール)で左足首を負傷し、個人総合7連覇を逃した内村航平(リンガーハット)は4日、福岡県太宰府市で開かれたイベントで報道陣の取材に応じ、12月の豊田国際競技会について「出る方向ではいるけど、無理はしないようにしたい」と慎重に調整していく考えを示した。
患部の回復は順調と説明するが「着地が一番難しい」とも漏らす。リハビリと並行して練習しているのは、あん馬、つり輪、平行棒だという。イベントの体操教室で逆立ちを披露し「これしか見本ができなくてすみません」と残念がった。