本田紗来、フィギュア全日本ノービスで初V 姉・真凜もメークで応援

 表彰台で笑顔を見せる本田紗来(中央)。左は2位の畑崎李果、右は3位の久保山唯
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 「フィギュアスケート全日本ノービス選手権・第2日」(21日、滋賀県立アイスアリーナ)

 ノービス女子Bなどが行われ、同クラスで昨年4位の本田紗来(10)=京都醍醐ク=が初優勝した。76・47点と自己最高には及ばなかったが、高度なジャンプと豊かな表現力を見せ、上級生もいる中で初めて全国大会を制した。「去年は表彰台に乗れずに悔しかった。この大会のために頑張って練習してきたからうれしい」と笑顔を咲かせた。

 3回転ルッツ、2回転半-3回転トーループの連続ジャンプなどを成功させ「すごくうれしい」と満足げ。姉の真凜、望結、兄の太一のフィギュア4きょうだいの末っ子は「きょうだいにアドバイスをもらえるからジャンプを跳べるようになった」と感謝した。それだけに、ミスがあった3回転フリップについては「2試合連続失敗したので悔しい」と反省しきりだ。

 この日は早朝3時に起床した真凜から、メークと髪のセットをしてもらった。その姉は、GPシリーズ初戦に向けて同日に渡米。「楽しんでね」と助言を受け「笑顔で滑ることができた。お姉ちゃんも優勝してねとメールで送りたい」と話していた。

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