左膝痛により9月の大相撲秋場所を全休した横綱白鵬が10日、休場している秋巡業に14日の金沢市での興行から合流することを明らかにした。
10日の白鵬は東京都墨田区の宮城野部屋で四股、てっぽうなどの基礎運動で調整。4横綱のうち自身だけが不参加の秋巡業に向け「しっかりと胸を出せるような体をつくっていく。まずは取組から参加していけば、少しずつ感覚が戻るだろう」と意欲を示した。
白鵬は秋場所中に4日間の断食に取り組み、体重を一時は約10キロも落としたという。現在は5キロ戻って150キロ。「これで伸び伸びと相撲を取れそう」と明るい表情だった。