鈴木スポーツ庁長官 東京五輪まで続投へ
政府は26日、9月末に任期満了を迎えるスポーツ庁の鈴木大地長官(50)を20年東京五輪・パラリンピックまで続投させる方針を固めた。人事は10月1日付で近く文部科学省が発表する。民間から登用された鈴木長官は規定で最長5年間は現職を務めることが可能で、3年後の東京大会に向けて継続的にスポーツ施策を発展させることを重視した。
1988年ソウル五輪の競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストの鈴木長官は、15年10月に発足したスポーツ庁の初代長官に就任。昨年10月には東京大会以降を見据えた競技力向上の国の支援方針「鈴木プラン」を発表。高い知名度や、施策の継続性の面から鈴木氏の続投が適当と判断した。