レスリング新星・奥野春菜は“ワイルド女王”生肉が好物
パリで行われたレスリングの世界選手権で6個のメダルを獲得した女子日本代表が27日、羽田空港に帰国した。女子55キロ級で初出場し金メダルを獲得した18歳の奥野春菜(至学館大)は「1年前はまさか自分がシニアで優勝できるとは思わなかった。金メダルはすごく信じられない。内容は全然ダメだったが、自分の力が通用することは分かった」と興奮した様子で振り返った。
シンデレラガールは“ワイルド女王”だった。奥野は帰国後の楽しみについて聞かれると「生肉が好きだけど(世界選手権前は)ずっと我慢していた」と生肉好きであることを告白。ただ、29日には全日本学生選手権(駒沢体育館)に出場するため、「あさって試合があるので、それが終わったら食べたい」と、ご褒美のためにもうひと頑張りする。
帰国から中1日ですぐに試合に臨むことになるが、「私は恩師から『大会があるなら全部出て優勝しろ』と言われた。経験を積みたいし、私は試合が(女子の)大会初日だったので疲れも残っていない」とタフさをアピールした。
吉田沙保里の父・栄勝さん(故人)の道場「一志ジュニア」で育った18歳。今回は五輪非実施階級で優勝したものの、2020年東京五輪に向けては、吉田が活躍した53キロ級か、伊調馨の57キロ級(リオ五輪までは58キロ級)で代表を目指すことになる。
レジェンド2人の進退は流動的だが、「まだどの階級か決めてないけど、どの階級に合わせる自信もある。プラスに考えようと思う。日本にも勝ったことのない選手がいるので、一つ一つ勝っていけるように努力したい」と世代交代を誓った。



