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阿武咲、高安からの猛稽古に感謝しきり「土俵で恩返ししたい」

高安(右)にまげを引っ張られる阿武咲。左は日馬富士
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 大相撲の夏巡業は12日、仙台市で行われ、次世代ホープの平幕阿武咲(21)=阿武松=が大関高安(27)=田子ノ浦=から猛稽古を付けられた。三番稽古の相手に指名され、無我夢中で取った。

 序盤は大関に土俵際で残られ、寄り切られていたが、中盤以降は一気に押し出す場面も増えた。その後はぶつかり稽古で胸を出してもらい、7分間、必死に押し続けた。

 何度も転がされ、土まみれ。まげをつかまれ、起き上がらされ、「出ろー出ろー」とハッパをかけられ、再び猛進。土俵下の横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=からも「早く」、「下から」と叱咤(しった)され、“かわいがり”を終えた。

 「うれしいだけっす。ありがたい。わくわくします。土俵で早く恩返しがしたい」と感謝しきり。先場所は10勝5敗と好成績で秋場所(9月10日初日、両国国技館)は横綱、大関戦が組まれる番付まで上がることは確実。「1番上とやってどれだけ通用するか。土俵に上がる以上、しっかり勝ちにいきたい」と気合十分に話した。

 若手に稽古を付けた高安は「いい相撲を取ってるから。いい稽古になった。これからやっていく相手だから」と成長を認めていた。

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