マラソン女子22年ぶりの入賞なし…16位清田「力不足」
「陸上・世界選手権」(6日、タワーブリッジ発着)
男女マラソンが史上初の同日開催で行われ、女子は清田真央(23)=スズキ浜松AC=の16位が最高と惨敗に終わり、95年のイエーテボリ大会以来、22年ぶりの入賞なしに終わった。
女子は世界との差を痛感させられる結果となった。3月の名古屋ウィメンズで日本歴代4位の2時間21分36秒をマークした安藤と23分台を持つ清田はメダルの期待もあったが、安藤がレース半ばで脱落すると、先頭集団に食らいついた清田も35キロ過ぎのスパートであっさり振り切られた。
日本勢最高の16位に終わった清田は「まだまだ力不足。(スパートが)くると分かっていても、ついていけなかった」と肩を落とし、17位の安藤も「世界の壁をすごく感じました」と唇をかみしめた。
27位に沈んだ重友も「結果を残せなくて、情けない」。22年ぶりの入賞なし。日本女子マラソンの栄光の歴史がまた一つ途切れた。