柔道・羽賀龍之介、国際復帰戦Vも「勘違いしない」

 リオデジャネイロ五輪柔道男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介(旭化成)が3日、グランプリ・フフホト大会(中国)を終えて羽田空港に帰国した。昨年8月の五輪以来となる国際大会復帰戦を優勝で飾り、「世界選手権前に優勝を目指していたのでよかった。ただ、細かい技術面では課題もある」と振り返った。

 有効廃止などのルール改正後、初めて海外の審判のジャッジを肌で体感。特にギャップを感じたのは指導の取り方で、「日本人の感覚では組み負けていない、防御姿勢ではない組み手でも、海外の審判には消極的と取られた。このミスを繰り返さないように修正したい」と収穫を持ち帰った。

 世界選手権(8~9月、ブダペスト)では2連覇が懸かる。初優勝した15年大会は、直前のグランドスラム・バクー大会で5位と惨敗しており、「ズタボロで、その悔しさもあって世界選手権を頑張れた」と羽賀。世界の厳しさを知る26歳は「今回もこれで勘違いせず、おごらずにレベルアップを図りたい」と気を緩めることはなかった。

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