阿部一二三、世界選手権“前哨戦”で火花散らす「やるときはガチで」

 柔道男子66キロ級で世界選手権(8~9月、ブダペスト)代表の阿部一二三(19)=日体大=が30日、国際合宿が行われるスペインに向けて羽田空港から出発した。

 今回は世界選手権前に海外選手と手を合わせる最後の機会とあって、互いに手の内を探り合う駆け引きが予想される。「海外選手がどういう組み手をしてくるかを探っていきたい。今回は(手の内を)隠してくる選手もいると思うけど、それを引き出したい。僕もずっとは出さないと思うが、やるときはガチ(本気)で熱くなるのも大事」。“前哨戦”からバチバチ火花を散らすことを予告した。

 昨年12月のグランドスラム東京から無敗を続けており、優勝候補としてライバルからマークされることは必至だが、「(自身が)担ぎ技が得意なのは相手も知ってると思うし、隠しても意味はない。研究されても勝てる選手が強い」とキッパリ。「あとは組み手を中心に、詰めの部分を磨きたい」と、初の大舞台に向けて仕上げの段階に入る。

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