「陸上・日本選手権」(24日、ヤンマースタジアム長居)
世界選手権の選考会を兼ねて行われ、男子400メートル障害は、安部孝駿(25)=デサントTC=が49秒32で初優勝を果たした。
「勝負に徹して、タイムは気にせずレースに集中しました」と安部。サッカー元日本代表で「ボンバー」の相性で親しまれる中沢佑二(横浜M)風の長髪をかき上げ、ホッとした様子だった。
レースについては「少し硬かったかな」と振り返ったが、世界選手権代表に内定し「自分の走りをして戦いたい」と意気込み。約190センチと“本家”を越える恵まれた体格を武器に、世界へ挑戦する。