10秒18で桐生6位「もうちょっと…」改善を重ね世界選手権に挑む

 「陸上・ダイヤモンドL第4戦」(8日、ローマ)

 男子100メートルの桐生祥秀(21)=東洋大=は向かい風0・2メートルの条件下で10秒18の6位だった。次は23日からの日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)に出場する。10秒02で走ったチジンドゥ・ウジャ(英国)が制した。

 前戦でつかんでいた手応えは、9秒台にはつながらなかった。桐生は「もうちょっとの部分はある」と10秒18に首をひねった。

 5日のプラハ国際で10秒1台の前半を2度出した。9秒台の記録を持つ選手が7人並んだ中で伸びを欠いた。そこに調整を加えて臨んだはずだったが、土江コーチは「プラハよりもタイムが落ちるのは、普通に考えればあり得ない。若干、自滅してしまった」と原因を精神面に求めた。

 次は日本選手権に出場し、その後は国内にとどまって8月の世界選手権(ロンドン)に向けて調整するという。「日本選手権が終わってから1カ月ある。練習したい部分がある」と桐生。後半の修正が必要と感じているそうで、一つ上のレベルを目指し、細かな改善を重ねていく考えだ。

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