桐生 観光のち10秒11「最初の9秒台は譲れない」

 陸上のプラハ国際が5日、プラハで行われ、男子100メートルの桐生祥秀(21)=東洋大=は決勝で10秒11の2位となった。1位のモシト・レハタ(レソト)と同タイム。8日(日本時間9日未明)にローマで出場するダイヤモンドリーグ第4戦、ゴールデンガラに向け、桐生は「スピードも上がってくると思うし、自分を信じて走りたい。楽しみ」と胸を躍らせた。

 9秒台の記録を持つ選手も並ぶ中、持てる力を出した。現地では市内観光も楽しみ、本格的な練習は1日だけ。それでも内容のある走りに、土江寛裕コーチは「完璧な状況でない中、非常に評価できる」と目を細めた。

 ローマの大会はより格が高く強豪がそろう。気候も暖かく、記録は出やすいとみられる。「日本選手最初の9秒台は譲れない」と語る笑顔が手応えを物語った。

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