日本相撲協会は31日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲名古屋場所(7月9日初日・愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇高安(27)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=の大関昇進を正式に決めた。
協会は春日野理事(元関脇栃乃和歌)と片男波審判委員(元関脇玉春日)を東京都内のホテルに派遣し、昇進を伝達した。高安は「大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」と力強く口上を述べた。
新大関の誕生は2015年夏場所後の照ノ富士以来2年ぶりで、平成生まれの日本出身大関は初。名古屋場所は00年春場所以来の4横綱3大関と豪華な番付となる。