フィギュアスケートの全日本選手権３連覇後、左股関節疲労骨折で世界選手権などを欠場した宮原知子（１９）＝関大＝が、５月から氷上練習を再開する予定であることが分かった。２７日、都内で行われたスケート連盟の表彰祝賀会で本人が明かした。

　宮原は「リハビリも順調に進んでいる。陸でのジャンプや、少し走ったりしていて、５月から滑り始めようと思っている」と前向き。「たくさんの選手と会えて頑張りたい気持ちが強くなった」と刺激を受けた様子だった。

　平昌五輪シーズンへ向け「五輪に出たいという目標があるので。無理はいけないけど、ベストを尽くしたい。試合に出られなかった悔しさや、リハビリ期間の経験を演技に出せるようにしたい」と力を込めた。