世界水泳代表に選出の池江璃花子「自由形で決勝残りたい」
今夏の世界水泳選手権(7月、ブダペスト)へ派遣される日本代表選手が17日、東京都北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)で発表され、同選手権への選考会を兼ねて行われた日本選手権で女子史上初の5冠を達成した池江璃花子(ルネサンス亀戸)、萩野公介(ブリヂストン)らが選ばれた。
日本選手権で女子50メートル、100メートル、200メートル各自由形と同100メートルバタフライの五輪種目4つと、非五輪種目の女子50メートルバタフライの計5種目の派遣記録を突破した池江は「世界選手権では5つの種目すべてに出場すると思う。去年のリオでは100メートルのバタフライ6位以外は結果が出なかったので、今年は自由形で決勝に残れるように頑張りたい」などと抱負を語った。
また、男子200メートル、400メートル各個人メドレーと同200メートル背泳ぎに出場する、リオ五輪金メダリストの萩野は「一昨年の世界水泳はケガで出られなかったので、夏までケガをしないようにしたい」と話して、笑いを誘っていた。
主な代表選手は以下の通り。
◇女子自由形=池江璃花子(ルネサンス亀戸)、五十嵐千尋(日体大)
◇男子背泳ぎ=入江陵介(イトマン東進)、萩野公介(ブリヂストン)
◇男子個人メドレー=瀬戸大也(ANA)、萩野公介(ブリヂストン)
◇男子バタフライ=坂井聖人(早大)、瀬戸大也(ANA)
◇女子個人メドレー=大橋悠依(東洋大)、清水咲子(ミキハウス)、今井月(豊川高)
◇男子自由形=中村克、塩浦慎理(ともにイトマン東進)
◇男子平泳ぎ=小関也朱篤(ミキハウス)、渡辺一平(早大)
◇女子平泳ぎ=鈴木聡美、青木玲緒樹(ともにミキハウス)
◇女子バタフライ=池江璃花子(ルネサンス亀戸)、長谷川涼香、牧野紘子(ともに東京ドーム)