競泳の萩野 プロ初レース 決勝へ「強い気持ちで」

 「競泳・日本選手権」(13日、名古屋市ガイシプラザ)

 世界選手権(ブダペスト)代表選考会を兼ねて行われ、リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22)=ブリヂストン=は同種目予選に出場。4分16秒25の全体3位で決勝に進んだ。

 プロ転向後の初戦であり、昨年9月の右肘手術からの国内復帰戦でもある。まずまずのタイムに「まだふわふわしている」というが、予選は「タイムは意識せず」レース勘や泳ぎの感覚を優先。決勝へ向け「強い気持ちで、精神的に負けないように」と意気込んだ。

 なお、萩野は昨夏のリオ五輪で金メダルを獲得した400メートル個人メドレーと銀メダルの200メートル個人メドレーで既に7月の世界選手権(ブダペスト)代表に内定している。

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