琴奨菊、崖っぷちの5敗目「すべてを受け止める気で頑張るだけ」
「大相撲春場所・12日目」(23日、エディオンアリーナ大阪)
大関復帰を目指す関脇琴奨菊(佐渡ケ嶽)は前頭3枚目の宝富士(伊勢ケ浜)に敗れて5敗目を喫し、崖っぷちに立たされた。
立ち合い当たって2本差し、宝富士の引きに乗じて攻め込んだが、相手の回り込みに足がついていけず、両手をついてしまった。
残り3日間を全勝し、10勝の成績を残した場合のみ、来場所大関に返り咲ける。もう1敗もできない状況になり、「精いっぱいやった結果だから仕方がない。すべてを受け止める気で一生懸命頑張るだけ」と必死に前を向いた。