処分解除のバド桃田が謝罪 「人として成長しないと」

千葉県市川市内で報道陣の取材に応じる桃田賢斗
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 昨年4月に違法カジノで賭博行為をしていたことが発覚し、無期限大会出場停止処分を受けているバドミントン男子の桃田賢斗(22)=NTT東日本=が12日、日本協会が5月15日付けでの処分解除を承認したことを受け、千葉県市川市内で取材に応じた。昨年4月の会見以来、初めて公式に口を開き、「多くの皆さまにご迷惑とご心配をかけたことを、深くお詫び申し上げます」と頭を下げた。

 チームのジャージーで現れた桃田は「昨年4月に不祥事を起こしてしまい、世間の皆さまに与えた責任の大きさを痛感し、深く反省しました。これからは一社会人として責任ある行動をすると共に、人として成長しなければならないと強く感じた」と謝罪。自身が起こした違法賭博問題について、「軽率な行動だった。社会人として甘さがあった」と反省の言葉を述べた。

 処分解除については「決まったばかりで具体的なことは言えないが、皆さんの信頼回復に努めたい」とし、2020年東京五輪に向けては「応援や支えてくれる方への恩返しのために、感謝の気持ちを忘れず精いっぱいバドミントンを頑張りたい」とあたらめて意欲を示した。

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