【ベルン共同】札幌市が開催を目指している2026年冬季五輪の招致に、スイス南部のシオンが乗り出す見通しとなった。スイス・オリンピック委員会が7日、ベルンで理事会を開き、招致計画の評価報告書を検証して支援を決定した。4月の総会で承認を諮る。
26年五輪にはインスブルック(オーストリア)やカルガリー(カナダ)も興味を示している。シオンは06年五輪招致の決選投票でトリノ(イタリア)に敗れており、1948年サンモリッツ大会以来となるスイスでの開催を目指す。
開催都市は19年の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まる。