小平奈緒がW杯最終戦へ出発 種目別総合優勝狙う

 スピードスケートの世界スプリント選手権で日本女子初の総合優勝を果たした小平奈緒(相沢病院)が5日、ノルウェーのスタバンゲルで開催されるワールドカップ(W杯)最終戦に向け、成田空港を出発した。

 今季のW杯の500メートルは6レース無敗。最終戦に2季ぶり2度目の種目別総合優勝が懸かる。「前回の(種目別)優勝の時は(レースの)優勝が1回だったけど、今回は毎試合一番いい順位できている」と自信をのぞかせた。

 2月28日に世界スプリント選手権が行われたカルガリーから帰国したばかりの強行日程だが「海外勢の動向を知れるし、自分の実力を試せる機会」と意欲的に語った。

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