小平奈緒が凱旋帰国「まだ伸ばせる感覚がある」 世界スプリント制覇
カナダ・カルガリーで行われたスピードスケートの世界スプリント選手権で日本女子初の総合優勝を達成した小平奈緒(30)=相沢病院=が28日、成田空港に帰国した。
初日の500メートル(36秒75)、1000メートル(1分12秒51)の日本記録を更新し、総合得点146・390点は世界新記録を樹立した。
金メダルを胸に凱旋した小平は「月、火をアジア大会(帯広)で滑って、土、日でスプリントだったんですけど、時差調整が上手くいった。2日間、滑りきれたことが結果に繋がった」と、強行軍の中、最高の結果を手にし、笑顔。
ただ、1年後の平昌五輪を見据え「自分にとっては平昌五輪への通過点。まだ自分の中で伸ばせる感覚があった」と、どん欲に話した。