高梨沙羅「個人戦で悔い残る」 世界選手権から帰国

 ノルディックスキーの世界選手権でジャンプ混合団体の銅メダルなどに輝いた女子の高梨沙羅(クラレ)と伊藤有希(土屋ホーム)が28日、開催地のフィンランドから成田空港に帰国し、個人でも銅メダルの高梨は「団体戦でのメダルはうれしいけど、個人戦はとても悔いの残る試合だった」と振り返った。

 高梨は今季、ワールドカップで4度目の個人総合優勝を決め、歴代最多に並ぶ通算53勝に到達した。それでも、最大の目標としていた大会で頂点を逃し「個々のジャンプ台のイメージをつくっていて、一から全部つなげていかないといけない」と課題を挙げた。

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