「大相撲初場所・11日目」(18日、両国国技館)
新十両照強(22)=伊勢ケ浜=が天風にはたき込みで敗れ、6敗目(5勝)。低く潜ろうとしたが、自身より86キロも重い202キロ巨漢に上からつぶされた。「体が動いていない。動きがもう一歩遅い」と悔しい連敗。
阪神・淡路大震災の起きた1995年1月17日、震源地に近い淡路島で生を受けた。関取として初めて震災の日を迎えた前日、メディアでも大きく取り上げられた。
ライン(無料通話アプリ)などSNSで200件の連絡が来るなど反響。「まだ負け越していない。まあ、あしただね」と、22歳初勝利へ意気込んだ。