「卓球・全日本選手権」（１７日、東京体育館）

　ジュニアの部女子シングルス３回戦は、小学６年の木原美悠（１２）＝兵庫・ＡＬＬ　ＳＴＡＲ＝が３－０で中学１年の本井明梨（ＹＨＧアスリートクラブ）を下し、４回戦に進んだ。

　初戦も年上の青木優佳（神奈川・横浜隼人中）に勝利したが、序盤は得意のサーブが思うように効かず首をひねった。「強い選手で少し苦戦したけど、『苦戦したらアカン』という気持ちで３－０で勝った」。狙い通りのストレート勝ちで難敵を退け「（競ると）集中が切れてしまう性格なので」とはにかみながら胸を張った。

　１８日から始まる一般の部でも、３回戦まで進んだ昨年同様の快進撃を見せる。