サントリーが全勝優勝「やってみなはれ」精神で4年ぶりリーグ制覇
「ラグビー・トップリーグ、サントリー27-15神戸製鋼」(14日、ノエビアスタジアム神戸)
サントリーが今季最終戦も勝利し、15戦全勝での優勝を果たした。4年ぶり4度目のリーグ制覇となった。
サントリーの沢木監督は、場内インタビューで「自分たちはチャレンジャーなので、1試合1試合丁寧に戦ってきました。(今季は)自分たちが同じベクトルを向きながら、やるべきことは何かということを明確にしてやってきました。『やってみなはれ』とハングリーにチャレンジしてきました」と、サントリーの創業者・鳥井信治郎氏が残した名言「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」の精神を糧に戦ってきたことを示した。
試合は神戸製鋼が前半9分にLOベッカーのトライで5-0(CTB山中のゴールは不成功)と先制。13分には山中のPGで8-0とリードした。
サントリーは22分にFLツイヘンドリックのトライ(SO小野のゴール成功)で1点差とし、前半終了間際の40分にWTB江見のトライ(ゴール成功)で14-8と逆転して後半へ折り返した。
後半はサントリーが3分にFB松島のトライ(ゴール成功)で21-8とすると、神戸製鋼も5分に山中がトライ(ゴール成功)を奪い返し、この時点でサントリーが21-15と勝負は拮抗した。
しかし、サントリーは後半18分に小野がPGを成功させて24-15とし、終盤の38分に小野が再びPGを決めると、そのままノーサイドのホイッスルを迎えた。