リオデジャネイロ五輪競泳女子日本代表の１６歳、池江璃花子（ルネサンス亀戸）が９日、メキシコで敢行した自身初の高地合宿を終え、成田空港に帰国した。標高約２３００メートルでの練習を振り返り「最初は１００メートルすら泳ぐのがきつかったが、最後は平地と同じくらい追い込めた」と、パワーアップに手応えを示した。

　元日は太陽のピラミッドで有名なテオティワカン遺跡を訪れた。「世界遺産のピラミッドを見られた」とパワースポットも堪能した。

　短水路で行われる今週末の東京都新春大会（辰巳）に出場し、東京都選手権（２８～２９日、辰巳）で合宿の成果を試す。東京五輪の星は「自己ベストに近いタイムを出したい」と、２０１７年初レースで年賀状代わりの快泳を見せる。