男子リレー侍が東京五輪金メダルへ決意 北京銅メダルメンバーから魂引き継ぐ

 日本陸上連盟は19日、都内で年間表彰式「アスレティック・アワード」を開催し、最優秀選手賞となる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」には、リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーの山県亮太(24)=セイコーホールディングス、飯塚翔太(25)=ミズノ、桐生祥秀(21)=東洋大、ケンブリッジ飛鳥(23)が選ばれた。

 壇上では、北京五輪の同リレーで銅メダルを獲得した塚原、末続、高平、朝原の“レジェンド”メンバーからトロフィーを受け取った。山県が「自分が陸上を始めた時に、新しい歴史をつくりたいと思っていた。08年に歴史をつくった先輩方に表彰されてうれしい」と、ニッコリ。桐生も「僕が初めて陸上をテレビで見たのは北京五輪のリレー。先輩からトロフィーをもらえて光栄だしうれしい」と、笑顔で話した。

 リオ五輪で先着を許したジャマイカは“人類最速の男”ウサイン・ボルトが、来年の世界選手権で引退する予定。20年東京五輪では金メダルの期待が懸かる。先日、プロ転向を表明したケンブリッジは「4年後は金メダルを目指したい。この4人で刺激しあいながら、まず(100メートルの)9秒台を目指していく」と、力を込めた。

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