青学大・原監督「エビフライ大作戦」で2冠目狙う エース一色は最終8区

 「全日本大学駅伝」(6日、熱田神宮~伊勢神宮・8区間)

 大会前々日の4日、名古屋市で記者会見が行われ、有力校の監督が意気込みなどを語った。

 初優勝、そして10月の出雲駅伝と来年正月の箱根駅伝と合わせた3冠を目指す青学大の原晋監督(49)は「エビフライ大作戦」を掲げた。

 「名古屋と言えばエビフリャー、ゴールの伊勢は伊勢エビ」とご当地ネタに絡めながらも「ゴールという頭にエースの一色、他の7区間はどこを切っても新鮮ピチピチでおいしいエビ」とエースの一色恭志(4年・豊川)を最長19・7キロの8区に置き、1~7区も全員5000メートル13分台を並べた布陣に自信を見せた。

 前回初優勝を果たした東洋大の酒井俊幸監督(40)は対称的に「流れに乗る」とシンプルなテーマを掲げ「序盤で主導権を握りたい。主将の服部弾馬(4年)がエースらしい走りをできるかどうか。一色の前でたすきを渡さないと厳しい勝負になる」と打倒青学大へ先制攻撃を期していた。

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