東京都大田区の町工場が中心となって国産のそりを開発する「下町ボブスレー」のプロジェクト推進委員会は5日、同区内で記者会見し、ジャマイカ・ボブスレー連盟向けに開発した2人乗り新型機「下町スペシャル」の完成品を披露した。ジャマイカ国旗の黒、緑、黄色のデザインで、これまで開発したモデルの中で最も空気抵抗が小さいのが特徴。
今月末から走行テストを始め、実戦のレースを経て2018年平昌冬季五輪に向けて改修する。ジャマイカ側の技術者の設計を採用して小型化を徹底したもう1種類の「ジャマイカスペシャル」の製作も進める。