柔道のリオ五輪金メダルの大野、先輩野村氏の「五輪3連覇」に照準

 リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級金メダリストの大野将平(旭化成)と同パラリンピック柔道男子100キロ超級銅メダリストの正木健人(エイベックス)の祝賀会が19日、2人の母校天理大がある奈良県天理市で行われた。

 大野は、天理大OBで五輪男子60キロ級3連覇を果たした野村忠宏氏ら約900人にあいさつ。「偉大な野村先輩の3連覇に少しでも近づきたい」と2020年東京大会、24年大会も含めた3大会連続金メダルへ意欲を示した。野村氏は「私の記録を目指してくれるのはうれしい。可能性は大いにある」と目を細めた。

 また大野は日本男子の井上康生監督の続投について「いいこと」と喜び「監督の求めるものは高くなると思う。びくびくしてます」と笑った。

 正木はロンドン大会の金メダルだったが今回は頂点に立てなかった。「東京大会に向け、悔しさを忘れずに稽古をする」と誓った。

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